レクシーの大冒険(仮)_FF14_SS日記

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第五話 交わらぬ心

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駆けるリクシー。

「やばい、遅刻しちゃう」

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「はぁ~、いそげ~」

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「あぁ。間に合って、後ちょっとよ」

レクシーは何とかぎりぎりで間に合った。

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「はぁ~眠いでも、今日もがんばるよ」

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レドレント・ローズ『あの娘、大丈夫かしら・・・』

 

しばらくして

お昼休み

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政庁層

「あの、いつもあそこにいた騎士さんは?」

恰幅の良い騎士「あぁ・・・、あいつか・・・今日は来とらんな」

「お休みですか?」

「いや、聞いとらん」

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銀甲冑団の女騎士「ここから先は王宮よ」

「はい、すみません」

「一般人は遠慮してくれ」

「あの・・・」

「何か」

「いえ、何も」

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銀冑団本部前

近衛騎士「この先、部外者立ち入り禁止だ」

「あの、人を探してて」

「人探しは冒険者ギルドが専門だ、ここでは取り扱っていない」

冒険者・・・」

「そうだ、あいつらなら金払えばなんだって・・・」

レクシーは目に涙を溜めていた。

近衛騎士はそれ以上、何も言わなかった。

 

その夜

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ルルツ「おや、初めての方ですねぇ?

そんなあたなには、剣術士ギルドについて

ちょちょいっと説明しちゃいますよぉ~」

「こんな私でも、剣術を習う事は出来ますか?」

 

「う~ん、・・・そんな感じで、やる気まんまんになったら

ぜひぜひ、剣術士ギルドにご入門、お願いしま~っすぅ」

受付の女性の話しは長かった。

レクシーは剣術士ギルドを訪れた。

通勤途中にあったという単純な理由からだ。

裁縫師になる夢を諦めた訳ではない。

勤務時間外に剣術を習う事にしたのだ。

そうそれは、

少しでもあの騎士に近づく為に。

 

つづく