レクシーの大冒険(仮)_FF14_SS日記

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第一話 旅立ち

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名前はレクシー

 ミコッテ族、ムーンキーパー種の女性

 

 

彼女はウルダハのフロンデール薬学院小児病棟で育った

この施設には難民孤児が多く孤児院として知られている

施設の支援でここ西ザナラーン・シルバーバザーにある

織物屋の女将さんに引き取られた

レクシーと言う名はここのママが付けた仇名である

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ママはヒューラン族の女性

女手ひとつで私を育ててくれた

妹は同じ孤児院にいたララフェル族

見た目と年齢が一致しない彼女

一応、年下という事にしてあげてる

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今年で自称18歳になった私は

店番を妹のレミリアに任せて

ウルダハの裁縫師ギルドへ修行に出る事にした

ご贔屓の行商人からギルドマスターに話を付けて貰ったのだ

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この町の若者でよく一緒に遊んだ男性が声を掛けてきた

「よぉレクシー、お前ウルダハに行くんだってな」

「う、うん」

「寂しくなるな~」

「ずっとじゃないよ、2,3年のつもり」

「そっか、まぁ頑張れよ」

「ありがと」

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シルバーバザー組合長宅

「お前も、もう18か、大きくなったな」

「はい」

「女将の事は気にするな、お前の人生はお前で」

「いえ、私はママに恩返しを」

「まぁそう、焦るな」

「は、はい・・・」

「世界は広い、それにまだ帝国との戦争も終わってはいない」

「はい」

「気を付けてな」

「はい、ありがとうございます」

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数日後

「レクシー、今日発つのか?」

「うん」

「父親代わりの俺からも選別だ、取っておけ」

「そんな」

「その金で、チョコボに乗って行け」

「ありがとう、大切に使うよ」

「くびになったら、いつでも戻って来いよ」

「うん」

「その時は船頭になれ」

「あはは、嫌だよっ」

目に涙を溜めながら笑うレクシー

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「ウルダハまでいくら?」

「ウルダハまで15ギルさ」

「じゃ、はいこれ」

「毎度あり、チョコはウルダハのポーターに返却してくれ」

「解った、どれくらいかかる?」

「こいつなら30分もあれば着くさ」

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つづく